ルビーとサファイア

ルビーは7月の誕生石で、その赤い色から情熱や勇気を表すとされています。

燃えるような赤いルビーとは対照的ともいえる青いサファイアは、賢明さや誠実さを表すとされます。

この2つの宝石は、鉱物学的にはどちらも六方晶系という結晶系に属する酸化アルミニウムの結晶で、じつは色が違うだけで同じものです。

ルビー、サファイアともに硬度は9で、これはダイヤモンドに次ぐ硬さであり、他にも比重や屈折率なども同じです。

色だけは異なりますが、ルビーの色が赤いのはクロムを含んでいるからで、サファイアが青いのは酸化アルミニウム以外に微量の二酸化チタンと酸化鉄を含むからです。

サファイアは青色のほか無色透明なホワイト・サファイアや黄色のゴールデン・サファイアなどもあり、赤いルビー以外はすべてサファイアとなります。

サファイアはルビーを除いた酸化アルミニウムの六方晶の総称なのです、

かつては宝石のなかでもルビーやサファイアはとても貴重なものでダイヤモンドに次ぐ宝石とされていましたが、火炎溶融法による人工合成ができるようになってからはたくさん作られるようになりました。

高い硬度のため、レコード針や腕時計など精密機械に利用されています。